パーフェクトオーダーのサインと移動平均線のパラーター設定

パーフェクトオーダーは「移動平均線」による代表的なシグナルの1つです。

トレーダーによって、その定義や判断の基準が若干、異なるものの、
例外なく共通しているパーフェクトオーダーの確固たる基準は、

「3本以上の移動平均線が短期、中期、長期の順列を作っている事」

であり、短期、中期、長期の移動平均線が上から順列を作っていれば「上昇」のサイン。

↓↓↓



逆に短期、中期、長期の移動平均線が下から順列を作っていれば「下降」のサイン。

↓↓↓



ただ、トレーダーによっては、このような「順列」に加えて、
移動平均線の「向き」も、そのトレンド方向に向いている状況を対象に。

上から短期、中期、長期の順列 + 全ての移動平均線が上向き:上昇トレンド

下から短期、中期、長期の順列 + 全ての移動平均線が下向き:下降トレンド


これらをパーフェクトオーダーのサインとしているトレーダーも多いようです。

その上で、このような「パーフェクトオーダー」のサインは、
トレンドの「発生」や「継続」の指針として実用されている傾向にあり、
いわゆる『トレンドフォロー(順張り)』に有効と言われています。

また、パーフェクトオーダーの定義が「移動平均線の順列」である以上、
その条件が「満たされるケース」と「満たせなくなるケース」は実質的に、


 ・ゴールデンクロス(短期の移動平均線が長期の移動平均線を上方向に貫く)
 ・デッドクロス(短期の移動平均線が長期の移動平均線を下方向に貫く)


これらのシグナル(サイン)の条件が併せて満たされる形になります。

つまり「上昇トレンド」の指針となるパーフェクト―ダーは必ず、
同じく相場の「上昇」の指針となるゴールデンクロスから始まる事になり、
そのパーフェクトオーダーが崩れる時には「下降」の指針となるデッドクロスが。

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逆い「下降トレンド」の指針となるパーフェクト―ダーは必ず、
同じく相場の「下降」の指針となるデッドクロスから始まる事になり、
そのパーフェクトオーダーが崩れる時には「城主」の指針となるゴールデンクロスが。

↓↓↓



このようにパーフェクト―ダーのサインは同じ移動平均線を使った、
ゴールデンクロス、デッドクロスのサインと「連動している」という事です。


 ゴールデンクロス、デッドクロスのサインやそのロジックなどについては、
 以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも併せて参考にしてください。

 >ゴールデンクロスとデッドクロスのシグナルについて


パーフェクトオーダーがトレンドの発生と継続の指針となる理由。

よって「パーフェクトオーダー」のサインの「ロジック」は実質的に、
ゴールデンクロス、デッドクロスのサインと共通している部分があるのですが、
移動平均線が「平均レートの推移を表すインジケーター」である以上、


 ・短期の移動平均線が長期の移動平均線の下にある状況
 → 短期間(近い期間)で売買した人達の方が安いレートで売買している

 ・短期の移動平均線が長期の移動平均線の上にある状況
 → 短期間(近い期間)で売買した人達の方が高いレートで売買している

このような視点で短期と長期の移動平均線の位置関係を捉える事ができます。

故にパーフェクトオーダーのサインが発生していく相場は、


 ・上から「短期」→「中期」→「長期」のパーフェクトオーダー
 → 短期間(近い期間)の平均レートほど高値を付けている状況

 ・短期の移動平均線が長期の移動平均線の上にある状況
 → 短期間(近い期間)の平均レートほど安値を付けている状況

という事になるため、相場の上昇傾向、下降傾向といった「トレンド」が
これらの移動平均線の順列によって綺麗に表れている事を意味するわけです。

ただ、これは「パーフェクトオーダー」に限る話ではなく、
また、ゴールデンクロス、デッドクロスのサインにも共通する点として、
これらの「移動平均線」を用いたサインは、移動平均線の特性上、

・表示している時間足チャート
・そのチャート上に表示している移動平均線のパラメーター


これらの違いによって、そのサインのタイミングはもとより、
サインそのものの有無も変わってしまう実情があります。

移動平均線を表示させる時間足チャートやそのパラメーターは、
基本的には「自由」であり、それらはトレーダーによっても異なるからです。

その上で「パーフェクトオーダー」は最低でも3本の移動平均線が対象になるため、
短期、中期、長期の移動平均線が異なればサインのタイミングもズレていきます。

その「ズレ」によって、サインが絶好なタイミングで現れるケースもあれば、
以下のようにパーフェクトオーダーサイン真っ最中のトレンドフォローで、
最悪なポジションを掴んでしまうようなケースも実際にあるわけです。

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 それでも多くのトレーダーが目にしている時間足チャートや、
 そこに共通して設定している移動平均線の優位性が高いと言われていますので、

 「多くのトレーダーが設定している移動平均線のパラメーター設定」

 については、以下の記事で詳しく解説していますので併せて参考にしてください。

 >移動平均線の有効なパラーメーター設定について


パーフェクトオーダーのサインと「トレンド」のズレ。

このような値動きとサインの「タイミングのズレ」は、
ゴールデンクロス、デッドクロスにおいても同じ事が言えます。

つまり、実際の「トレンド」とパーフェクトオーダーの始まりと終わりのズレは、
ゴールデンクロス、デッドクロスがチャート上に現れるズレでもあるという事です。

よって、これらのサインが移動平均線の理論に沿った有効なサインであるとしても、

・表示している時間足チャート
・そのチャート上に表示している移動平均線のパラメーター


これらの両方においてトレーダーごとの「差異」がある以上、
実際のトレンドに対して「ズレ」が生じていく事は避けられません。

だからこそ、このような「移動平均線」によるシグナルは、
そのようなサインのみを漠然とアテにするのではなく、
他のシグナルや他の指標と併せた上で実用していく必要があるわけです。

***

尚、実際のトレードに移動平均線を利用しているトレーダーは、


 ・移動平均線同士の推移、交差状況に重きを置くトレーダー
 ・移動平均線と現在レートの推移、交差状況に重きを置くトレーダー


このような2つの大きな方向性に分かれる傾向にあります。

ちなみに今回、解説した「パーフェクトオーダー」は、

「移動平均線同士の推移、交差状況に重きを置くシグナル」

であり、どちらの方向性においても、メリット、デメリットがあるのですが、

「移動平均線はパラメーターの設定次第で異なる形状になってしまう」

という実情を踏まえると、移動平均線同士の推移や交差に重きを置くより、

・全てのトレーダーが実質的に同じ推移を目にしている現在レート
・その現在レートと移動平均線の推移や交差状況


私はこれらに重きを置く方に合理性があるように思います。

そんな「移動平均線と現在レートの推移や交差状況によるシグナル」としては

『グランビルの法則』

などが有名どころになると思いますので、こちらの記事も参考にみてしてください。

>移動平均線とグランヒルの法則のシグナルの有効性について

***

ちなみに私が推奨している『FXism及川デイトレ大百科』のトレード手法は、

『移動平均線と現在レートの推移、交差状況に重きを置くノウハウ』

となっていますので、もしご興味があれば以下の記事も併せて読んでみてください。

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>FXism及川デイトレ大百科(及川圭哉)検証記事はこちらから


>投資・トレード講座の一覧はこちらから

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