FX、投資・トレード系情報商材の詐欺の手口。その評価、評判の実態。
ハッキリ言いますが株、FXなどを初めとする、
投資関連の「情報商材」と呼ばれるものは大半が「詐欺」です。
もちろん、ここで言う「詐欺」の定義を
どのように定めるかでも多少、見方は変わってきますが、
「そこで本当に有効なノウハウを提唱しているかどうか」
というところを前提として考えるのであれば、
『9割以上は使えないもの(有効ではないもの)』
だと思ってください。
ここでは何故、そのように断定できるのかを言及していきます。
FX、投資系情報商材の詐欺の手口
そもそもFXなどの投資系の情報商材を販売している販売者は、その大多数が実際はFX(トレード)では稼いでいません。
それこそ「情報を売って稼いでいる」と見るべきであり、
『FXで稼げないが故に情報販売で稼いでいる可能性が高い』
と考えるのが妥当な線だと思います。
実際、それらしい「実績画像」などは簡単に捏造が可能ですし、
その「獲得pips」なども後付けであればなんとでも言えるものです。
それでなくとも、FX系の情報商材の多くは勝率9割、
年間利率100倍、1000倍と言ったものがザラであり、
そんな数字はハッキリ言って投資の世界ではほぼありえません。
それこそ、そういった情報商材にお金を出してしまう人は
『そんなありえない数字を実現できる凄いノウハウなら…』
と、淡い幻想を抱いてしまっているのかもしれませんが、
そんなうまい話はほぼ「ありえない」と認識を改めて必要があります。
世界一の投資家と言われるウォーレン・バフェットでさえ、
「過去数十年の平均利回りは25%ほど」
なんですから、、、。
ただ、投資の世界はそのくらいの利回りでも、
複利運用で世界屈指の大富豪になれてしまうわけです。
(それが「複利」というものの力でもあります。)
もちろん、ウォーレン・バフェットは運用資金が桁外れですから、
平均利回り25%というのは、その「桁外れな資金運用」が前提の数字です。
よって、彼より少額の資金を運用している投資家、トレーダーであれば、
短期的には彼より大きな利回りを実現している人もザラにいると思います。
ですが、それでも「情報商材」などで謳われている利率は
あまりに現実的ではないものばかりなのが実情です。
まして、そんな利益率を実現できるトレードノウハウが、
「誰がやっても同じ結果になる」
と豪語される形で提唱されているんです。
そんな「夢のようなノウハウ」が、何故か数万円、、、
どう考えても「おかしい」と思いませんか?
高い利益率を実現できる誰でも実践可能なノウハウにあたるものが、
どうあっても存在するはずがないと言うつもりはありません。
ですが、そんな「確固たるノウハウ」を確立した人が、
わざわざ数万円ほどの金額でそれを不特定多数の人に公開するでしょうか。
普通に考えて、そんな事を「するはずが無い」わけです。
FX、投資系情報商材の真相
FXにおける為替相場、仮想通貨の相場、株の相場など、あらゆる「相場」というものは基本的に需要と供給で動いています。
そのような「相場」の世界で必勝法とも聞こえるような
確固たるトレードルール(ノウハウ)を確立したなら、
それを数万円で人に教えていくなど、まず考えられません。
ですが何らかの投資系の情報商材の存在を知った際、、
その「評判」などを検索すると、そこには異常さを感じるほど
あちこちのブログで賞賛、絶賛されているものがあります。
実際、そのような賞賛、絶賛の「評判」を目にして、
情報商材に手を出してしまった人も多いはずです。
しかしながら、そのような「賞賛の声」や「高評価」は大半が、
「販売者側の自作サイト、自演ブログによるもの」
である可能性が高く、その評価、評判自体が、
言わば「捏造されたもの」なのが実情なんです。
少なくともFX系の情報商材を販売している業者の中には、
そのような「情報操作」を徹底している業者が幾つか存在します。
つまり、多くの人が検索で評判を調べる事を見越して、
予めその教材を賞賛するブログなどを乱立させ、
その評判を「捏造」して消費者を欺いているわけです。
よくよくそのブログ、サイトを見れば、
明らかにそのブログがその情報操作を目的に作られた
自作サイト、自演ブログである事はすぐにわかるのですが、
この手の情報商材に免疫の無い素人はコロッと騙されてしまいます。
それが投資関連の情報商材を販売している販売業者の手口だという事です。
何故、そんな詐欺商材がまかり通るのか。
FXを始めとする投資やトレードは、エントリー後に相場が上がるか下がるかであり、
そこだけを言えば2分の1の確率で成り立っています。
故に、短期的な視点で言えばどんなに「適当なノウハウ」でも、
「50%の確率で稼げてしまう(勝ててしまう)」
というのが現実であり、その上で「損切りのルール」などを、
言わば「深め」に設定される形にしておきさえすれば、
大敗を喫するまでは「そこそこ」は稼ぐ事が出来てしまいます。
ただ、それは「稼げている」というよりは、
「リスクギリギリの綱渡りをさせられているだけ」
であって、いつその利益の全てはおろか、
資金の大半、強いては全額を失ってもおかしくありません。
情報商材で提唱されているトレードノウハウの中には、
そんな「見せかけの有効性」を見越しているようなものも、
決して、少なくはないという事です。
実際のところ、そんな「見せかけのノウハウ」を作る事は
FXや投資の特性上、そこまで難しい事ではないからです。
もちろん、これは本当に極端な話ですが、
いずれにしてもFXを始めとする投資やトレードでは、
どんな適当なノウハウでも50%は勝ててしまう事から、
『それが理に適った本当に有効なノウハウであるか』
は、ある程度の検証と実証を重ねなければわからないわけです。
だからこそ、この手の情報商材にあたるものは
売った者勝ちなのが現実で、全く理に適っていないノウハウでも
それなりのものに「見せかける事」は容易に出来てしまいます。
情報や知識にお金を投じていくのは決して悪い事ではありませんが
あたかもFXや投資を簡単に稼げるものと謳う情報商材には、
『決して手を出すべきではない』
という事です。
***
尚、私はトレードツール、トレードノウハウなどを判断する際には、
まず、その理論、成り立ちを踏まえた上で、その有効性を重視します。
よって、そういった理論や成り立ちがそもそも不透明なもの、
そこが根本的に分からないものは、まずアテにしません。
それこそ「見せかけだけの適当なノウハウ」ほど、
一時的な勝率や有効性を重視しているだけのものに過ぎないため、
当然、そこには何の「理論」も「裏付け」もない傾向にあります。
少なくとも、ここで私が推奨しているトレードノウハウなどは、
そういった「理論」や「裏付け」が明確になっているものであり、
その上で、私がその理論の有効性をしっかりと「検証」を重ね、
「実際にそれが立証されているものだけを厳選している」
という事です。
>小野が推奨する投資系・トレード講座など
***
ただ、投資、トレードで本気で成功したいのであれば、
下手な「方法論」や「ノウハウ」にばかり目を向けるのではなく、
まずは然るべき「原則」や「鉄則」をしっかりと学ぶべきです。
少なくとも、私のブログ講座やメルマガ講座などでは、
とくにそのようなものに重きを置いた情報を提供していますので、
是非、順を追ってその1つ1つを参考にして頂ければと思います。
>投資・トレード講座の一覧はこちらから
タグ:情報商材