Gold Scal FX(ゴールドスキャルFX)のトレード検証と批評。

こちらの記事では「クロスリテイリング株式会社」が販売する、
以下のFXのトレードノウハウ&ツールについての「真実」を暴いていきます。

Gold Scal FX ~国際ライセンスCFP監修・月収200万円計画~



販売URL:https://dean-fx.s3.amazonaws.com/top/it.html
販売業者:クロスリテイリング株式会社
提供者名:ディーン・カタギリ

Gold Scal FX 検証パフォーマンス、批評

こちらの「Gold Scal FX(ゴールドスキャルFX)」ですが、
単刀直入に言うと「強いてお勧めはしない」というところです。

以下、その主な理由です。


 ・独自のものを含めた4つインジケーターによる判断は個人的に「インジケーターの使い過ぎ」

 ・99800円という価格帯に見合うほどのノウハウ、ツールではない

 ・類似する既存のインジケーターによる王道的なトレード手法に近い

 ・販売者のノウハウ、ツールの量産体制に懸念


まず、この「Gold Scal FX(ゴールドスキャルFX)」のメインは、

「ゴールドチェーン」

という名称の独自のインジケーターにあり、
これ以外に3つのインジケーターを利用してトレードを行います。



ローソク足チャートで黄色く表示されている線(ライン)がゴールドチェーンで、
画像では分かりにくいですが、かなり幅の狭い7本のラインになっていて、

「形状や動きは移動平均線に近く移動平均線に手を加えたインジケーター」

という感じです。

7本線は基本的には同じような動きをするので、
長期、短期といった複数の移動平均線を表示しているものではなく、
全てのライン(7つのライン)が基本的には同じ動きをしていく中で、
時折、ライン間の幅が変動するため、それも1つの判断基準になっています。

あとは2つのオシレーター指標と画像ではわかりにくいですが、
ジグザグ(ZigZag)という高値と安値を直線で結んでいくインジケーターも、
ローソク足チャートの中に併せて表示(赤い線)されています。

このような形で「4つのインジケーターを併用する形になるのですが、
基本、私はインジケーターをあれこれ、という手法を好まないため、

「インジケーター4つの併用は私的には多い(多過ぎ)」

です。

ただ、これらを常に同時並行で使うような形ではないため、
4つのインジケーターを同時に見なければならない場面は基本的にありません。

ですから、利用するインジケーターは(私的には)多めですが、
それらを使ったトレード判断、トレードそのものは、
とくにそこまで「複雑」というほどではないと思いました。

ですから、初心者段階の人でも、やってできない事はないと思います。

ただ、この「Gold Scal FX(ゴールドスキャルFX)」のトレードノウハウは、
独自のインジケーターと(自称するもの)を使ってはいるものの、
基本的には「既存のインジケーターに少し手を加えているだけ」です。

その「少しの違い」がテクニカル分析やトレードでは大きいのですが、
そのように、あえて手を加えた独自のインジケーターを使いながら、

「それ以外に3つのインジケーターを併用しなければならない」

というなら、そもそも手を加えた意味があるのか?と思ってしまいます。

もともとのインジケーターの精度を上げるために工夫を凝らすのは良いとして、
そこに別のインジケーターを加えて複合的な判断をしていくというなら、
あえて既存のインジケーターに手を加える必要はない気がします。

特定のインジケーターだけでは不十分な部分を補う手段として、

・インジケーターに手を加えて精度を上げる
・別のインジケーターを併用して不十分な部分をカバーする


この2つの工程は、私の中では完全に「イコール」なので、
あえてインジケーターに手を加えて更に別のインジケーターも、というのは、
明らかに「合理性に欠ける」と思ってしまうのが率直なところです。


4つのインジケーターを用いたトレードノウハウの詳細

その上で、この「Gold Scal FX(ゴールドスキャルFX)」のノウハウは、

1:移動平均線に近い独自のインジケーターでトレンド判断
2:トレンド方向が明確ならオシレーター指標でエントリー判断
3:利食いは更にもう1つのオシレーター指標で判断(自動設定可)
4:損切りは「ジグザグ」とローソク足で自己判断(手動設定不可)


このような流れなので、1つの段階ごとに1つのインジケーターを使います。

ただ、1つ1つの流れ、判断基準は、実は「ありがちな手法」で、
良く言えば「各段階ごとに各インジケーターの王道的な使い方」をします。

ですから、その1つ1つの判断基準は「そこそこは有効なもの」なので、
このトレードルールに沿ったトレードは「そこそこ」は勝てます。

ですが、ノウハウそのものが「寄せ集め」の感は否めず、

「各インジケーターの有名どころの王道的な判断基準を組み合わせただけ」

という見方もできるため、そこをどう判断するか、です。

もちろん、それらを組み合わせたトレードノウハウで、
圧倒的に勝てる(稼げる)というなら何の問題もありませんが
その点については、そこまで「圧倒的」というほどではありません。

それこそ、1つ1つの王道的な判断基準のみを徹底していっても、
そこまで大きく、トレード結果は変わらないレベルかと思います。

ただ、ノウハウとしての「オリジナリティ」を出すために
独自のインジケーターを導入する形を取っているのだと思います。

ですが、その独自のインジケーターがそこまで良い仕事をしているわけではなく、

1:移動平均線に近い独自のインジケーターでトレンド判断
2:トレンド方向が明確ならオシレーター指標でエントリー判断
3:利食いは更にもう1つのオシレーター指標で判断(自動設定可)
4:損切りは「ジグザグ」とローソク足で自己判断(手動設定不可)


この流れの中の最初の「トレンド判断」にその指標を使うのみで、
これに関しても、既存の他のインジケーターを利用する範囲で
トレンド判断くらいは、同等の精度で行える部分だと思いました。

結局、その後の流れの中で、最終的なエントリー判断の基準や、
そこからの利食い、損切理も別のインジケーターを使いますから、
さほど「高い精度」を求められないような部分に対してのみ、
このような「独自のインジケーター」を使っている事になります。

要するこれは、

「あえて無難なところに独自のインジケーターを使っている」

という事ですから、それこそ「情報商材の販売戦略」として、
オリジナリティの演出のために作り出されたものに思えてしまいます。

その上で、実際のトレード(売買)」における判断の基準は、
全般的に王道的な判断に沿ったものになっている点で、
ある程度の有効性が伴っている事は事実ですが、

「10万円近い料金を支払ってまで手にするほどのノウハウではない」

というのが私の率直な結論です。


販売業者、開発者によるノウハウ、ツールの「量産体制」にも要注意。

また、このGold Scal FX(ゴールドスキャルFX)のように、
複数のインジケーターを併用するようなトレードノウハウに関しては、
バックテストの上のトレード結果やパオf-マンスを向上させるために、

・あれこれインジケーターを加えて過去の値動きに帳尻を合わせている
・その帳尻合わせの上で勝率などを強引に引き上げている


という可能性も視野に入れる必要があります。

そもそも、テクニカル分析に基づくトレードルールを確立する時点で、
このような事をやってしまうトレーダーも少なくありませんが、

「情報商材として売り出すトレードのノウハウやツール」

という点では、まさに「そういう作り方」がセオリーなので、
インジケーターを多用しているトレードノウハウほど、
その「疑い」を強めた方がいいと思います。

とくにこの「Gold Scal FX(ゴールドスキャルFX)」の販売元である、

「クロスリテイリング株式会社」

という販売会社は、投資関連の情報商材を何十本と販売している経緯があり、
かなり短いサイクルでトレードのノウハウやらツールを次々と売り出しています。

その度に、今回の「Gold Scal FX(ゴールドスキャルFX)」のように、

「投資業界のスペシャリスト(っぽい人)」

が、そのノウハウやツールの考案者?のような位置付けで登場し、
販売ページの方では、かなり目を引くパフォーマンスを公開するのですが、
そのような実績は「バックテスト上の結果」を示しているものがほとんどです。

要するに「過去の値動きに帳尻を合わせて幾らでも引き上げられる数字」なので、
実際の裏側は分かりませんが、信憑性が高い数字とは、到底、言えません。

また、今回の「Gold Scal FX(ゴールドスキャルFX)」で登場している、

「ディーン・カタギリ」

という方も「毎月無敗の相場師」「CFPライセンス保有」とあるものの、
個人のトレード実績やトレードで実際に稼いだ所得や収入の証明はなく、
トレーダーとしての実質的な実績は何も分からないような状況です。

そもそもトレードで生計を立てているようなトレーダーであれば、

「毎月無敗」

などは、むしろ「当たり前」というか、もちろん、手法にもよりますが、
スキャルピングやデイトレを基本としている専業トレーダーなら、
1カ月単位で収益をプラスにできなければ専業ではやっていけないと思います。

ですから「毎月無敗」は私も実際にそうですし、そんなに凄い事ではありません。

専業トレーダーとしては「普通」で「当たり前の事」なんです。

ですが、このディーン・カタギリさんという方のトレーダーとしての実績、
収入などは、それを証明できるものが何も示されていないため、

「CFPという金融ライセンスを持っている(らしい)」

というところが唯一の拠り所?になるのですが、
これも「トレーダーとしての実力」とは無関係かと思います。

このような形でトレードの「ノウハウ」を提唱するのであれば、
そんな「肩書き」より、トレーダーとしての実力や実績の方が重要なので、

「無意味な肩書きよりもトレーダーとしての実績と実力をしっかりと示している人」

の方を私なら、信用します。

まあ、日本の人ってこういう「肩書き」に弱いそうなので、
この手の「情報商材を売る」という前提では、好都合なのかもしれません。

ですが、本当に重要な事は、

・その人が本当に「トレーダー」としての実力と実績を持ち併せているのか
・その人が本当に有効なノウハウ、本物のノウハウを持ち合わせているのか


だと思いますから、そこに「肩書き」は無関係と割り切った上で、
客観的なトレードの実績、実力を判断の基準にするべきだと思います。

少なくとも、私はそれらを客観的に確認できる方のノウハウや、
そのような方が手掛けたコンテンツだけを推奨しているという事です。

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ハッキリ言って、投資、トレードで本気で成功したいのであれば、
下手な「方法論」や「ノウハウ」にばかり目を向けるのではなく、

『まずは然るべき「原則」や「鉄則」をしっかりと学ぶべき』

というのが私の考えです。

少なくとも、私のブログ講座やメルマガ講座などでは、
とくにそのようなものに重きを置いた情報を提供していますので、
是非、順を追ってその1つ1つを参考にしてください。

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