FX、投資系情報商材のノウハウ、ツールが優良か駄作かの判断基準。
このブログではFX、投資系の情報商材として世に出ている、
トレードノウハウ、トレードツールなどを取り上げていますが、
「それが優良なものか駄作かを判断できる基準」
にあたるものが幾つかあります。
少なくとも私は基本的にその「基準」に照らし合わせて、
実際に優良なノウハウやツールとそうではないものを判断していますので、
ここでは、その「基準」をそのままオープンにしていきたいと思います。
FX、投資系情報商材のノウハウ、ツールが優良か駄作かの判断基準。
大前提として、多くの人がFX、投資系のノウハウ、ツールに求めるものは、「勝てる事(稼げる事)」
に他ならないと思いますが、当然の事ながら、
それが一時的なもの(一時的に勝てるもの)では意味がありません。
一時的にしか勝つことができないという事は、
それが有効ではなくなった際には「勝てなくなる」という事であり、
勝てない(稼げない) = 負けてしまう(損失を生んでしまう)
というのが相場の世界の現実だからです。

よって、この手のノウハウ、ツールに求めるべきものは、
勝ち続けられるものである事(稼ぎ続けられるものである事)であり、
厳密には、これをしっかりと判断できなければなりません。
そして、実際にこれを判断するための基準が以下のようなものになります。
・ロジックの透明性(ロジックがオープンになっているか)
・トレード基準の明確性(トレード判断における曖昧さは無いか)
・各市場への適応性(あらゆる市場に共通した有効性があるか)
それぞれについて、1つ1つ補足を加えていきます。
基準1:ロジックの透明性(ロジックがオープンになっているか)
ここで言う「ロジック」というのは、売買の基準や根拠であり、「どういった基準を前提に売買を行っていくのか」
といったところがオープンになっているかどうかという事です。
実際のところFX、投資系の情報商材で提供される「ツール」などは、、
その「ロジック」がオープンになっていないものが多い傾向にあり、
私の基準で言えば、そのようなツールはその時点で「アウト」と判断します。

理由として、そのような「ロジックが不透明なツール」は、
それが本当に有効なのかどうかの検証が出来ないからです。
結局のところ、先々の将来的、継続的な有効性にあたるものは、
「これまでの相場でどれくらい勝ち続けているか」
というところでしか判断のしようがないため、そこを調べるためには、
そのロジック(基準)が全てオープンになっていなけばならないんです。
もちろん、そのツールそのものを手に入れる事ができれば、
ツール入手後の相場における検証はリアルタイムに行えます。
ですが、そのレベルの検証で分かるのは、やはり「一時的な有効性」でしかなく、
それを1年、2年と続けても、やはり「1~2年分の有効性」でしかありません。
というか、その時点で「検証」に時間(期間)が長くかかり過ぎるため、
本腰を入れて運用に使えるのは「数年間の検証後」になってしまいます。
そういったところも含めて、私は「ロジックが不透明なツール」は、
「長期的な有効性の判断が出来ない(その判断に時間がかかる)」
という点で、手を出す事自体を避けるようにしているわけです。
それが「販売(前)の段階」なのであれば、 ツールの機密性、秘匿性を保つ目的などから、 そのロジックを非公開にする意図も理解できます。 ですが、それでも実際にツールを購入した人に対しては、 やはり、それらのロジックは「オープン」にするべきであり、 それらを購入者にすらオープンにしていない時点で、 「ロジックをオープンにできない相応の理由がある」 という事を考えざるを得ません。 それこそ、過去を遡っての検証をさせないためであり、 それをされると不都合があるのかもしれません。 ![]() また、ロジックそのものが何ら特別なものではなく、 既存のテクニカル指標を組み合わせただけの可能性もあります。 (それでも「長期的に勝てる」なら問題はありませんが) 何より、そのロジックが全く分からないようなツールの売買に従い、 自らの資金を運用していくような事は、少なくとも私は絶対にしたくありません。 そこはしっかりとロジックに納得した上で資金の運用を行いたいという事です。 |
基準2:トレード基準の明確性(トレード判断における曖昧さは無いか)
これは「基準1」で、そのロジックが明確になっている前提の上で、「そこに何ら曖昧な要素が無いものになっているか」
という基準です。
もし、そこに「曖昧な要素」がある場合、当然、そのようなポイントは、
実際の売買(トレード)の際にも「迷い」が生まれる部分になってしまいます。
また、その「度合い」によっては、その曖昧な部分をどう判断するかで、
勝ち負けそのものが左右されてしまうようなケースもあり、
結局、そこが販売者側の「逃げ道」になっている可能性があるんです。
あえて、そこに「曖昧な部分」を作っておく事で、
いざ、そのノウハウやツールで負けてしまった人に対して、
「やりようによっては、勝てていた。」
というような言い訳ができるようにしているんですね。
何にしても、その売買の基準が「曖昧」という時点で、
その有効性も「曖昧」という事になりますから、
これも私は「有効性に乏しいもの」という判断を下します。
トレードにおける売買の基準やルールは、何ら「曖昧な要素」が無く、
「完全に明確なものでなければならない」
という事です。
基準3:各市場への適応性(あらゆる市場に共通した有効性があるか)
この3つ目の基準は「テクニカルトレード」が前提のもので、それがファンダメンタル分析を伴うノウハウの場合は対象外となります。
ただ「情報商材」という形で公開されているノウハウやツールは、 その大多数が「テクニカル分析」を前提としたものであるため、 大半のトレードノウハウやツールがその対象となるはずです。 |
この基準は、そのトレードノウハウやトレードツールが、
「ありとあらゆる相場(市場)において共通して有効かどうか」
という点で、前項までの「基準1」と「基準2」に関しては、
私と同様にそこを重視している人も見受けられる傾向にありますが、
この3つ目の基準を掲げている人は、あまり見た事がありません。
実際、多くのトレードノウハウやトレードツールは、
「どこか特定の市場(相場)を対象としたもの」
という前提で公開されているものがほとんどであり、
そういったものを実際に購入していく人達も、
その市場(相場)を対象とした有効性を検証している程度です。
ですが、それが「テクニカル分析」を前提としたものなのであれば、
そのロジックは、ありとあらゆる相場(市場)に対して、
共通した有効性があって然るべきものだと思います。

結局のところ「テクニカル分析」は、値動きに対する、
投資家、トレーダー達の心理的なバイアス(偏り)から、
そこに一定の規則性を見つけ出していくものなのですから、
「本当に有効なテクニカルのロジックは全ての相場に共通するもの」
であり、そうでなければならないというのが私の考えです。
つまり、どこか特定の相場でなければ有効ではないロジック、
どこか特定の相場では有効性を保てないロジックなどは、
「本当に有効なテクニカルのロジックとは言えない」
という事です。
それこそ、特定の相場においてのみ有効なロジックにあたるものは、
たまたま、その時のその相場に対して有効なだけの可能性が高いため、
冒頭で言及したような「長期的な有効性は保てない」と考えられます。
よって、私は「長期的に勝ち続けられる基準」の1つとして、
「それがありとあらゆる相場に対して有効なものなのか」
というところを「3つ目の基準」として重要視しているわけです。
3つの基準を踏まえた投資ノウハウ、トレードツールの選び方。
よって、私がFX、投資関係の情報商材の良し悪しを判断する際、それがトレードツールやシグナル配信のようなサービスである場合は、
「ロジックの透明性(ロジックがオープンになっているか)」
を、まず1つ目の基準として確認します。
例えそれがどんなに評判の良いトレードツール、シグナル配信であるとしても
その売買における基準(ロジック)がオープンになっていないようなものは、
・長期的、継続的な有効性の判断ができない(その確認に多くの時間を要する)
・あらゆる相場に対しての共通した有効性も確認できない
・基準が不透明なツールに資金の運用を任せられない
この3つの理由と、そもそもロジックを公開できない時点で、
そこには確実に何か「不都合がある可能性」が高いため、
まず、このようなトレードツールには手を出しません。
その上で、ロジックがオープンになっているツールやトレードノウハウなどは、
「トレード基準の明確性(トレード判断における曖昧さは無いか)」
を2つ目の基準として確認していくわけです。
これは「マニュアル」や「ツール」などを実際に購入して、
その詳細を確認してみない事にはわからない場合も多いのですが、
・基準やルールが曖昧な部分
・いかようにも判断が変わってしまう余地
などが大なり小なり、そこに見受けられた場合などは、
これも「有効性を的確に検証する事はできない」と判断せざるを得ません。

このような売買の判断に「曖昧さ」が生じるノウハウやツールは、
その判断方法や使い方次第で有効なものになる可能性はあるものの、
結局のところ、それは利用者次第(力量次第)という事になってしまうからです。
少なくとも、私はそのような利用者の力量次第のノウハウ、ツール等は、
強いてお勧めはできない(したくない)と考えているため、
基本的にそのようなものを推奨する事はまずありません。
そして「ロジックの透明性」と「基準の明確性」がクリアできていて初めて、、
3つ目の基準である「あらゆる相場(市場)への有効性」の検証に入る事ができます。
それこそ、この3つ目の基準はロジックがオープンになっていて、 その基準が明確なものでなければ他の相場(市場)での検証もできないため、 先立つ2つの基準がクリアできていなければ3つ目の基準は検証もできないわけです。 |
もし、そのロジックが、
「本当に有効なテクニカル分析に基づく基準」
なのであれば、他の相場(市場)に対しても有効性は確認できるはずであり、
この基準をクリアできていてこそ、そこに「長期的な有効性」を見出せます。

逆にここで特定の相場における有効性のみが確認できる状況の場合、
それは「一時的な有効性を有しているだけのロジック」と判断せざるを得ません。
値動きに対する投資家、トレーダー達の心理、売買の偏りを的確に捉えられる、
本当に有効なテクニカル分析に基づく売買のロジック(基準)なのであれば、
それはどこの相場に対しても同様に有効であるはずだからです。
よって、私がこのブログなどで「推奨」しているトレードノウハウ等は全て、 ・ロジックの透明性(ロジックがオープンになっているか) ・トレード基準の明確性(トレード判断における曖昧さは無いか) ・各市場への適応性(あらゆる市場に共通した有効性があるか) この3つの基準をクリアしているものであり、私自身がこれらを検証して確認し、 実際に「あらゆる相場で有効なものだけ」をお勧めするようにしています。 そのようなロジックを有したものだけが多くの人が求めているであろう 「長期的、継続的に勝ち続けられる本当に有効なロジック」 に他ならないからです。 よって、このような3つの基準全てをクリアしているものは限られますので、 そうそう私がお勧めできるようなものは出てきません。 それでも「これらをしっかりと満たしているものだけが本物」であり、 以下では、そんな『本物のノウハウだけをお勧めしている』という事です。 >推奨コンテンツ・教材一覧はこちらから |
以上の通り、ここではFX、投資系情報商材のノウハウ、ツールが、
本当に優良なものか、駄作かの判断における「基準」をお話しさせて頂きました。
この分野のトレードツールなどは、ロジックが不透明なものが非常に多く、
そのようなツールを推奨しているような人も多数見受けられるのが実情ですが、
実際にそのようなツールなどで「勝てている人」はほとんどいません。

結局のところ、そのようなトレードツールを販売している業者と、
そのようなものを斡旋(紹介)している人だけが得をしているわけです。
ただ、そういったツールなどを紹介して稼ぎたい人からしてみれば、
「一時的にでも有効なものであれば、ひとまず推奨しても問題はない」
というくらいの意識になってしまうのは当然と言えば当然ですから、
こういったものの購入を検討される際は、その実情にも目を向けてください。
その上で、本当に継続的に勝ち続けられる「本物」をお求めになるなら、
やはり、私が掲げているくらいの基準は最低限、クリアできるものを選び、
大切な資金は、そういうものを用いて運用していく事をお勧めします。
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ただ、投資、トレードの世界で本気で成功したいのであれば、
下手な「方法論」や「ノウハウ」にばかり目を向けるのではなく、
『まずは然るべき「原則」や「鉄則」をしっかりと学ぶべき』
というのが私の考えです。

そういったものが必要最低限のベースにあってこそ、
本当に有効なノウハウの判別や習得が可能になるからです。
少なくとも、私のブログ講座やメルマガ講座などでは、
とくにそのようなものに重きを置いた情報を提供していますので、
是非、順を追ってその1つ1つを参考にしてください。
>投資・トレード講座の一覧はこちらから