ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~では勝てない理由。

こちらの記事では「クロスリテイリング株式会社」が販売する、
以下のFXトレードのサインツールについて真実を暴いていきます。

ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~



販売URL:https://cross-projects.s3.amazonaws.com/drast-fx/sl/it.html
販売業者:クロスリテイリング株式会社

ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~では勝てない理由。

こちらの「ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~」ですが、
単刀直入に言うと、お勧めできる情報商材とは言えません。

以下、その主な理由です。
・主軸のサインツールの表示サインに明らかな遅延がある
・故に販売ページ掲載のトレード実績は全て虚偽に近い可能性あり
・付属インジケーターのロジックが完全にブラックボックス
・販売者のノウハウ、ツールの量産体制に懸念

FX関係の情報商材を量産して販売している「クロスリテイリング株式会社」が、
かなり長期的に販売を続けているFXのトレードサインツールですね。

実情としては、かなり「使い物にならないヒドいツール」なのですが、
いざ「ドラゴン・ストラテジーFX」のキーワードで検索を行うと、
意外に、これを賞賛、評価している検証サイトが多い事に驚かされます。

ただ、このレベルのサインツールを推奨、評価しているかどうかで、
その検証サイトを運営している管理人のレベルやスタンスが分かるため、
このドラゴン・ストラテジーFXを推奨している時点で、

・その検証サイトの管理人はおそらくFXをさほどやっていない可能性
・高額な紹介報酬を目当てにこの手のツールを紹介しているだけの可能性


これらを疑っていいと思います。

普通に考えて、それなりにFXの経験があるようなトレーダーであれば、

「まず、このレベルのサインツールを推奨する事は無い」

と考えられるからです。

具体的に、その理由を解説していきますが、そもそもな話、

「ただサインに従って売買するだけで誰でも同じように勝てる」

という事を謳い文句にしている時点で、すでにそのサインツールは、
ちょっとした「矛盾」を自ら露呈している事になります。

この「ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~」がまさにそうなのですが、
・トレードポイントをそのままサインにして表示できる
・誰がそのサインツールを使っても同じ売買を行える

という時点で、それは完全な自動売買を行える「EA」に出来る事を意味します。

それをあえて「サインツール止まり」にする理由は「無い」に等しく、

「それなら、何故、そのロジックを自動化して実用しないのか」
「なぜ、そのロジックを自動化したEAを売り出さないのか」


という話になり、それをあえて「しない理由(できない理由)」があるとすれば、

「実際にはサインツールに従うだけの売買では勝てない(稼げない)」
「実際に勝つ(稼ぐ)にはサインツールのサインとは別の裁量判断が不可欠」


といった背景があるのが実情で、実際にそうであるからこそ、
この「ドラゴン・ストラテジーFX」はサインツール止まりなわけです。

そして、その「裁量判断」の部分も、誰もが同じ判断を下せる明確なものではなく、
それこそ、人によって判断が分かれるような「曖昧なもの」になっているからこそ、
その「曖昧な部分」の判断次第では、いかようにでも

「ここはこの判断で勝てていた」
「ここはこの判断で負けを避けられていた」


と言い張れます。

これは、この「ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~」の販売元である、
クロスリテイリング株式会社が販売する情報商材全般に見られる傾向で、
そのような曖昧な判断基準を作る事で、意図的に「逃げ道」を作っているわけです。
この「ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~」の販売元である、
クロスリテイリング社が手掛けるFX関連の情報商材については、
ここで言及したような共通した問題傾向がほぼ全ての情報商材に見受けられます。

その事については以下の記事でまとめてその傾向を言及していますので、
こちらも併せて、参考にして頂ければと思います。

>クロスリテイリング株式会社のFX投資系情報商材の共通傾向と疑惑

あえて「サインツール止まり」なのは『逃げ道』を作るため。

また、この「ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~」の主軸となっている、

「ドラゴンアローズ」

というメインのサインツールも、肝心な「サイン」が、
以下のような形で明らかに遅延したタイミングで表示される形になっています。

↓↓↓



↓↓↓



ご覧の通り、実際に「上方向の矢印」がサインとして表示されたのは、
5分のローソク足2本分が出現した時点であるにも関わらず、
何故か「矢印」のサインは出現のタイミングの前のローソク足のところに出ています。

要するに、この「ドラゴンアローズ」というサインツールは、
新しく表示されるローソク足と同時にサインを出してくれるのではなく、

「次のローソク足が確定したタイミングで1つ前の位置に表示される?」

という、利用者としては、かなり「意味不明なサインツール」になっているわけです。

ですが、この明らかな「遅延表示サイン」を販売ページの方では、
あたかも、そのポイントでリアルタイムにサインが出ているかのように錯覚させ、
以下の画像にように、そのサインと共にポジションを建てている前提で、

「サインツールに従ったトレードで勝てている」

という、ほぼ「虚偽」としか言えないような画像を大量に公開しています。

↓↓↓



ただ、実際にこのような「矢印」のサインが表示されるのは、
1本後のローソク足確定後のため、上記の画像で言えば、



レートが最も安値を付けていたタイミングでサインが出ていた事になります。

つまり、この時のサインに従ったトレードで「勝てているはずがない」わけです。

よって、この「ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~」の販売ページにある、
大量のトレード実績画像や、トレード実績の数字、勝率、パフォーマンスなどは全般的に、
このような「まやかしサイン」によって「でっち上げられた実績」の可能性があります。

サインを出すタイミングと表示のポイントがズレているだけならまだしも、
そのズレの部分を巧妙に「錯覚」させた販売ページは明らかに「悪質」です。

また、これとは別に付属する、

・ドラゴンバンド
・ドラゴンメーター


これらも一応は「インジケーター」の役割を担い、
サインツールと併せて利食いや損切りの指標にする形となるのですが、
販売ページ、および購入者にも、そのロジックや計算式は明かされていません。

見た目としては「ドラゴンバンド」はボリンジャーバンドのような、
移動平均線を挟んでバンド状の範囲を表示させているようなインジケーターで、
ドラゴンメーターは、実質的には何らかのロジックを有するオシレーター指標です。



そもそもの話として、この手のインジケーター(テクニカル指標)は、
その背景にある「ロジック」や「計算式」などを踏まえて、

「相場の値動きに対して、何を表している指標なのか」
「その指標がどうなった場合にどのような判断を下すべきか」


というように、そのロジックに沿ったな使い方をするべきものだと思います。

にも関わらず、ロジックが完全に「ブラックボックス」という状況では、
それをどのような視点でどうアテにするべきなのかも判断のしようがありません。

そんな計算式もロジックも分からないインジケーターをアテにして、
普通にトレードをしようと思えるトレーダーの神経が私には理解できませんし、
そんなインジケーターをアテにするサインツールを推奨している時点で、

「あー、この人はそのレベルの(自称)トレーダーなんだな。」

と思ってしまうのが率直なところです。

まあ、この「ドラゴンバンド」「ドラゴンメーター」のロジックがブラックボックスなのは、
それを「企業秘密にしたい」というのは、完全なあてつけのようなもので、
実際は、既存の何らかのインジケーターをいじった程度なのがバレるからだと思います。

いずれにしても、私はロジックも計算式も分からないインジケーターを、
ただ言われるがままにアテにしてトレードをするような事は絶対したくありません。

何より、この「ドラゴン・ストラテジーFX」の販売元である、
クロスリテイリング株式会社をそこまで信頼できる要素が何1つ無いため、

・主軸のサインツールの表示サインに明らかな遅延がある
・故に販売ページ掲載のトレード実績は全て虚偽に近い可能性あり
・付属インジケーターのロジックが完全にブラックボックス


この時点で、この「ドラゴン・ストラテジーFX」は推奨できないという結論です。
ここで言及させていただいたテクニカル指標、インジケーター全般における、
そのロジック、計算式の重要性については以下の記事を併せて参考にしてください。

テクニカル指標、インジケーターにおける「ロジック」と「計算式」の重要性について
以上、ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~についてでした。

是非、参考にしてください。

***

ハッキリ言って、投資、トレードで本気で成功したいのであれば、
下手な「方法論」や「ノウハウ」にばかり目を向けるのではなく、

『まずは然るべき「原則」や「鉄則」をしっかりと学ぶべき』

というのが私の考えです。

少なくとも、私のブログ講座やメルマガ講座などでは、
とくにそのようなものに重きを置いた情報を提供していますので、
是非、順を追ってその1つ1つを参考にしてください。

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