FX,トレードの情報商材,ツールを紹介している人(ブログ)に思う事。
このブログではFXやトレード関連の、
・情報商材
・トレードツール
などを度々、取り上げて批評(レビュー)しています。
そして、その批評の大半が言わば「辛口評価」であり、
実際にこのブログで推奨しているものは本当に「一握り」です。
ですが、こういったFX、トレード系の情報商材などを取り上げ、
それらを批評(レビュー)している人(ブログ)の多くは、
私が見る限りでは、かなり「甘口な評価」をしている傾向にあります。
もちろん、全てを大絶賛しているとまでは言いませんが、
何だかんだで、ほとんどの情報商材やツールなどに「特典」などを付けて
それを「推奨」する方向で、記事を書いているものが多いわけです。
ただ、少なくとも私はFX、トレード系の情報商材やツールで、
『強いて「推奨」できるレベルのものは、本当に一握り』
だと思っています。
ですので、そういった甘口ベースのブロガ(アフィリエイター)に対しては、
私的に「ツッコミみを入れたくなるところ」が多々あるのが実情です。
よって、ここではFX、トレード系の情報商材やツールを、
次から次へと紹介し、特典などを付けて「推奨」しているような人(ブログ)の
「ここが変だよ」「それはおかしいよ」
と思うところを、文字通りツッコんでいきたいと思います(笑)
FX、トレード系のアフィリエイトブログに対して思う事。
まず率直に言える事として、FX、トレード系の情報商材は、それを紹介(アフィリエイト)して成約する事で、
「販売価格の40~50%くらいの高額な紹介報酬」
が受け取れます。
ですので、そういったものを紹介し、推奨している人は、
大前提として、その紹介報酬(アフィリエイト報酬)を目当てに、
FX、トレード系の情報商材やツールを紹介(アフィリエイト)しているんです。
もちろん、そのような「紹介報酬(アフィリエイト報酬)」は、
このブログでFX、トレード系の有料講座などを紹介している私も頂いてますから、
「優良なトレード講座やセミナーなどを紹介している目的(メリット)」
の中に、そのような「紹介報酬による恩恵」が前提にある事は否定しません。
ですが、少なくとも私がこのブログなどで「推奨」しているものは、
私自身が実際に「実用」しているノウハウ等を学べる講座などであり、
「私が本気で推奨したいと思える本物のノウハウを学べるもの」
のみを厳選して推奨しています。
決して自分の資金を実際の「運用」に回せないようなノウハウやツールを、
いわゆる「報酬目的」で推奨するようなことは一切していないという事です。
ですが、あらゆる情報商材やトレードツールにあたるものを、
次から次へと「特典」などを付けて紹介し、推奨している人(ブログ)は、
間違いなく、それらで自分の資金を運用するような事はしていません。
一時的に資金を入れて「検証」のようなものは行っているかもしれませんが、
「継続的にそのノウハウやツールを実用してはいない」
という事です。
よって彼等は長期的に自分の資金を回せないようなノウハウやツールを、
平然とブログなどを介して第3者に勧めている事になります。
ただ、本来、FXやトレードにおけるノウハウやツールは、
「長期的に有効なものでなければ、実質的な価値(有効性)は無いに等しい」
というのが実情のため、一時的、短期的な有効性は何の意味も持ちません。
そもそも相場の世界は短期的、一時的には「上がるか下がるか」ですから、
どんなに適当なノウハウ、適当なロジックを組んだツールでも、
「短期的、一時的には勝てる時があって当然」
なわけです。
にも拘わらず実際にFXやトレードの情報商材、ツールなどを紹介している人は、
「早速、検証してみたら●●pips取れました!」
「●日で、●●pips獲得できました!」
というような、極めて短期的な検証結果だけを公開した上で、
あたかもそれが「優れたノウハウ(ツール)」かのように紹介しています。
ただ、そのようなブログでは、数回、数日分のパフォーマンスはアップされますが、
基本的にそれ以降、同じノウハウやツールのパフォーマンスは話題にもしません。
本来、そのノウハウやツールが有効であり「使える」と判断したなら、
継続的、長期的に、それらを用いて運用を行ってもおかしくないはずですが、
「彼等は基本的にそういった継続利用、長期利用をしていない」
と考えられるため、矢継ぎ早に次の商材やツールの短期検証を始めているんです。
そのような流れで特定のツールやノウハウを実用する事なく、
次から次へと登場する新しい情報商材やトレードツールを
同じようなスタンスで次々と取り上げていっては、
「こちらには、こんな購入特典をご用意しました!」
と、また別の情報商材やツールを推奨していきます。
結局、情報商材やツールを「紹介」して稼ぐ事を前提とするなら、
そのようなスタンスで次々と新しいものを推奨していく方が稼げるため、
「それが長期的に有効な本物のノウハウ(ツール)かどうか」
というところには、さほど意識を向けていないわけです。
むしろ、そこに拘ってしまうとほとんどの情報商材やツールが、 言わば「推奨(販売)できないもの」になってしまうため、 「次々と新しいものを紹介して報酬を荒稼ぎしたい人」 にとっては、そこに拘るメリットがなく「都合が悪い」のだと思います。 現に私は「長期的に有効な本物のノウハウ」に拘っているがために、 大半の情報商材やツールが辛口な評価の対象になっているのが実情であり、 実際にこのブログで「推奨」できているものは、本当にわずかです。 ただ、私の場合は本業が「トレード(トレーダー)」なので、、 このブログでそういったものを紹介して得られる報酬を そこまで必死に稼いでいく必要は全くないわけです。 |
また、そのようなブログの運営者の中には、
「専業トレーダー」
を自称している人もいますが、
その人が本当にトレードを専業にして稼いでいるのかどうかは、
実際にそのブログの中身を見ていけば、何となくわかります。
それこそ、次から次へと新しい情報商材やツールを必死に紹介(販売)して、
「本物を紹介する事より、報酬を稼ぐ事に重きを置いているブログの運営者」
などは、トレードよりも、紹介業(アフィリエイト)の方で稼いでいるはずです。
そして、ネット上に存在する、そういったブログの大多数は、
実際にはトレードの方でろくに稼ぐ事が出来ていないような人が、
そういった情報商材やツールを紹介して稼いでいる可能性が高いわけです。
そんな「エセトレーダーブログ」の見分け方。
その上で、ここで言及したような、「実際にはトレードで稼いでいない紹介業が主な人のブログ」
には、幾つか、分かり易い特徴がありますので、
以下にその「見分け方」にあたるものを挙げておきます。
・辛口な評価がほぼ無いに等しく、大抵の情報商材やツールを推奨している ・継続的に実用しているようなノウハウ、ツールがほぼ無いに等しい ・次から次へと新しい情報商材やツールをレビューして特典を付けて推奨している ・検証結果として公開しているものが、数回、数日のパフォーマンスのみ ・検証結果、日々の実績を「獲得pips」のみで開示している ・最終的に「裁量次第で使えるノウハウ(ツール)」と言って逃げ道を作っている |
上記のうち、上から4つまでのポイントについては先立って言及してきた通りです。
その上で、これらの条件(ポイント)に該当するようなブログは、
結局のところ「紹介報酬で稼ぐ事」を優先してブログを運営していますので、
「本当にトレードで稼いでいるトレーダーが運営している可能性は低い」
と思います。
よって、そのようなブログでは必然的に、
「とにかく短期的にはそれなりに有効だったものを推奨しているだけ」
の可能性が高いため、こういったブログで推奨されている情報商材、ツールは、
その短期的なパフォーマンスなどを鵜呑みにするべきではないという事です。
そういった情報商材やツールで有効なものの見分け方も、 別途、以下のような記事で言及していますので併せて参考にしてください。 >FX、投資系情報商材のノウハウ、ツールが優良か駄作かの判断基準。 |
そんな先立つ4つのポイントに加えて、
・検証結果、日々の実績を「獲得pips」のみで開示している
・最終的に「裁量次第で使えるノウハウ(ツール)」と言って逃げ道を作っている
この2点については、それぞれもう少し詳しく解説していきます。
実はものすごく曖昧な「獲得pips」というパフォーマンス表記。
これは情報商材やツールの「販売ページ」などにも言える事で、「pips(獲得pips)」
というのは、そういうものを売りたい人にとっては、
物凄く都合のいいパフォーマンスの表し方でしかないものだと思います。
それこそ、普通にFX(トレード)をやっている仲間内や友人同士で、
「今日、幾ら稼いだ?」
という話になった時に「pips」で答えるでしょうか。
少なくとも、私なら端的に
「●円稼いだ」
と金額を伝えますし、
「どれくらい稼げるノウハウ(ツール)なのか」
と聞かれれば
「資金に対して月に●%で、1日あたり●%くらい。」
と答えます。
結局、それが最も分かり易いですし、自然だと思うからです。
ですが、情報商材やツールの販売ページやこういったものを紹介する人は、
執拗に「pips」でパフォーマンスや収益性などを公開したがります。
その方が具体的なパフォーマンスをごまかせるからです。
基本的に投資やトレード、とくにFXなどは、
資金 × レバレッジ
を前提に、どれくらいのポジションに対して、
どれくらいの値動きを取れたかで損益が決まります。
その際の「獲得できた値動きの幅」を『pips』で言い表すわけですが、
・その獲得pipsに対して実際に幾ら稼げたのか
・その獲得pipsに対して幾ら稼げるノウハウ(ツール)なのか
などは、
「どれくらいのポジションをどういう基準で建てるのか」
によって、大きく変わってしまうものなんです。
例えば、
100万円分のポジションで100pipsの勝ち(=+10000円) 500万円分のポジションで50pipの負け(=-25000円) |
100pips-50pips = +50pips
という事になりますが、実際の損益は、
10000円-25000円 = -15000円
となり、実際は負けていてもこれを「獲得pips」で言い表せば、
言わば「勝っているかのようにパフォーマンスを公表できる」わけです。
こういった部分で、まさに「獲得pips」といった表現は、
FX、トレード系の情報商材やツールを売る人にとっては
「実際の具体的な稼ぎ(パフォーマンス)をいかようにもごまかせる」
という点で、非常に都合がいいものなんです。
よって、やたらと自分自身や、特定のノウハウやツールのパフォーマンスを、
執拗に「pips」で公表している人は「怪しい」と思った方がいいかもしれません。
普通に考えれば、
「今日のパフォーマンスは資金●円に対して●円だった」
「資金に対して●%の利益率を実現できるノウハウ(ツール)」
という最も分かり易いはずの表現をあえて避けている時点で、
実際は稼いでいないか、机上の話をしている可能性が高いという事です。
「裁量次第で使えるノウハウ(ツール)」という逃げ道
正直、この文言で「逃げ道」を作っているブログは非常に多いです。とは言え、実際は裁量が不可欠なノウハウに対して、
「これは裁量不要で稼げるノウハウです」
といった虚偽を述べるよりは遥かにマシかもしれません。
ですが「裁量次第で使えるノウハウ(ツール)」という文言に対しては、
「裁量次第という前提なら、その情報商材やツールに頼るのは無意味」
というのが私の考えです。
そもそも「裁量次第で有効」という話は、
・ありとあらゆるテクニカル指標、
・それらを用いた有名どころの相場の法則
などに対しても全く同じような事が言えてしまいます。
そういうものも結局は「裁量次第」で勝てるのが相場の世界なのですから、
「裁量次第で使えるノウハウ(ツール)」
という時点で、それは結局のところ「自分次第」というだからです。
よって、結果的に「自分なりの裁量」で稼いでいく必要があるなら、
それは既存のテクニカル指標や相場の法則をもとにしても同じなんです。
そういったテクニカル指標や相場の法則などは、
そもそも「ある程度は有効」であるからこそ、
こうして今も語り継がれ、使われているもの他ならないため
「それを用いる裁量次第(使い方次第)」
という話になってしまうなら、あえてお金を出してまで、
得たい知れないノウハウやツールに頼るメリットなど何もありません。
ただ、そのように「裁量次第で使えるノウハウ(ツール)」と言っておけば、
仮にそれを使って勝てなくても、それを紹介した側は非難されずに済みます。
「裁量次第では使える(=裁量次第では使えない)」
このようにハッキリと明言していたわけですからね。
ですが、こうして「裁量次第で使えるノウハウ(ツール)」というものを
あえて「特典」などを付けて紹介(推奨)している時点で、
「さほど有効ではないものである事を分かっていながら紹介している」
といった裏側が見えてしまうため、そういう「薦め方」をしている人も、
私は普通に「信頼性に欠ける人物(ブログ)」と思ってしまいます。
それが高額な情報量や代金を提示するようなノウハウやツールであれば尚更、
「裁量次第(自分次第)でしかないものなら何の意味(価値)もない」
と思ってしまうわけです。
少なくとも「裁量次第(自分次第)」というレベルのものではなく、 それ自体で確固たる基準やルールが確立されているものだけを推奨しています。 私としては、 「そういうものにこそお金を出すだけの価値がある」 と思いますので、もし興味があれば以下をご覧になってみてください。 >推奨コンテンツ・教材一覧はこちらから |
以上の通り、今回の講義では、
「実際にはトレードで稼いでいない紹介業が主な人のブログの見分け方」
として、幾つかのポイントなどを1つ1つ解説させていただきました。
FX、トレード系の情報商材やツールの紹介業を「主」として、
そういったブログを運営する事自体が悪いという事ではありませんが、
そこで推奨されている情報商材やツールの大多数は、
「長期的な有効性があるか(長期的に稼ぎ続けられるか)」
という点で、かなり微妙なものが大多数なのも事実です。
いざ、そういうものにお金を出してしまう事は、
・最終的な資金のロス
・その間の時間、労力のロス
などに、おいおい結びついていってしまう事になるため、
最終的に、相場の世界から身を引いてしまう要因にもなりかねません。
実際に相場の世界で身を立てている私からしてみると、
それは非常に勿体ない事だと思うので、そういう事態を避けて頂くため、
「最低限の注意喚起」
の意味で、こういう記事を書かせてもらいました。
是非、参考にして頂ければ幸いです。
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私の本音として、投資、トレードの世界で本気で成功したいのであれば、
情報商材などで公開されているような「方法論」ばかりに目を向けるのではなく、
『まずは然るべき「原則」や「鉄則」をしっかりと学ぶべき』
というのが私の考えです。
そういったものが必要最低限のベースにあってこそ、
本当に有効なノウハウの判別や習得が可能になるからです。
少なくとも、私のブログ講座やメルマガ講座などでは、
とくにそのようなものに重きを置いた情報を提供していますので、
是非、順を追ってその1つ1つを参考にしてください。
>投資・トレード講座の一覧はこちらから