負けている投資家、トレーダーの失敗要因と負ける理由、勝てない理由。

負けている投資家、トレーダーには当然ですが、
相応の負けている理由、勝てていない理由があります。

その失敗要因は決して1つではない可能性もありますが、
強いて「技術(スキル)的な失敗要因」を言うなら、

・エントリーポイントの判断
・決済ポイント(利確、損切りのポイント)の判断


上記を定めていく基準、ルールの「有効性」が乏しいため、
これらが大きな「敗因」になっている事はまず間違いありません。

ただ、これらを「上手く行えない事」においても、
実はそこに根本的な要因(原因)があります。

というのも、これらを上手く行えている人達に対して、
これらを上手く行えていない投資家、トレーダーは、

「その判断においてアテ(指標)にしているもの」

が、実は「根本的に異なる傾向」にあるんです。



では、投資、トレードで勝てている投資家、トレーダーは、
その判断において、何をアテ(指標)にしているのか。

そして、負けている投資家、トレーダー達は、
何をアテ(指標)にして負けているのか。

今回は、その「違い」を言及していきたいと思います。

負けている投資家、トレーダーの失敗要因と勝てない理由。

まず、実際に「勝てている投資家、トレーダー」は、

・エントリーポイント
・決済ポイント(利確、損切りのポイント)


これらを自身の知識、経験と現実(相場)を照らし合わせて、
自らが確立している「基準」に沿って判断し、実行しています。

逆に言うと、それ以外のものは何1つとしてアテにしていません。

自らが確立している「基準」と「現実」から目を背けず、

「それらだけを指標(アテ)にしてトレードを行っている」

という事です。

対して、負けている投資家、トレーダーは、
その大多数が「損得勘定」と「幻想」をアテにしています。

「もっと得をしたい」
「決して損をしたくない」


といった「損得勘定」から、

「ここで上がるんじゃないか。」
「もう、これ以上は下がらないんじゃないか。」


といったような「淡い期待」や「幻想」をアテにしながら、
全く『理に叶っていないトレード』を行っているわけです。

もちろん、実際に負け続けている投資家、トレーダーには、
とくにそのような「自覚」は無いのかもしれません。

ですが「自らの知識・経験」と「現実の相場」を照らし合わせて、

・そこでエントリーをする理由(根拠)
・そこで利益確定を実行する理由(根拠)
・そこで損切りを実行する理由(根拠)


これらを明確に、そして理論的に「説明」できないのであれば、
それは結局のところ「運に任せた売買」を行っているのと同じです。



理論的根拠の無い判断でトレード(売買)を行っている時点で、
それはやはり「期待」や「幻想」をアテにしているのと同じであり、
当然、その勝ち負けは「運」に委ねられてしまうんです。

もちろん、それはそれで「運次第」で勝てる時もあるかもしれませんが
運に身(資金)を任せて勝ち続ける事はまず不可能だと思います。

故に、そのような判断でトレードを行っている投資家、トレーダーは、
ほぼ例外なくトータルベースでは負けている(勝てていない)わけです。


未来の幻想を見るのではなく過去と現実から「可能性」を見出す。

結局のところ負けている(勝てていない)投資家、トレーダーほど、
見えるはずのない未来を都合よく妄想している傾向にあります。

まさに「淡い幻想」を追いかけて「損得勘定」で状況を判断しているわけです。



当然、そんなやり方で勝ち続けられるほど相場の世界は甘くありません。

むしろ目を向けるべきなのは「過去」と「現実(現在)」であり、
そこから「未来の可能性」を追求していってこそ、
そこに「利益(勝ち筋)」が見えてくるのが『相場』の世界です。

まさに、

・過去から得られる経験
・統計的なデータ


などを土台としていった上で今(現在)を捉えてこそ、

「未来の値動きにおける可能性」

が、そこに見えてくるんです。



ただ、そこにあるものはあくまでも「可能性」であり、
それは「確率」と言い変える事もできるものです。

よって、それが「可能性(確率)」である以上、

『常にどちら側にでも転び得る事』

を想定していく必要があります。

実際に勝てている投資家、トレーダーほど、
そのような状況を想定した基準もしっかりと定めているため、
そこも含めて、決して相場を楽観的に見るような事はしていません。

むしろ負ける事、それを避けられない事を前提とした上で、

「負け(損失)を最小限、最低限に留めるためのルール」

をしっかりと定めている傾向にあります。

それも「過去」から得られる経験、統計的なデータから、
最悪の状況(可能性)を常に意識しているからであり、
その際も決して期待や幻想をアテにするような事はありません。

決して相場の今後の動きを「楽観的」に見る事はなく
常に最悪な事態が起こる可能性を常に想定した上で
あくまでも「現実的」に相場を見ているわけです。

ですが、負けている投資家、トレーダーほど、
相場が意図する方向とは逆に動き始めた時、
また、逆側に動けば動くほど、何故かそこで、

「もうそろそろ戻ってくるのではないか」

と、何の根拠もなく「淡い幻想」を抱き始めます。

そこで「楽観的」に相場の動きを捉えてしまい、
そこで取り返しの付かない「大負け」を喫してしまうんです。



まさに根拠の無い期待から淡い幻想をアテにしてしまうがために、
相場を楽観的に見てしまい「大きく負けてしまっている」という事です。


あらゆる「現実的な可能性」から決して目を背けない。

つまり、勝ち続けている投資家、トレーダーは、
常に過去の経験や統計的なデータを指標(アテ)にした上で
あらゆる「現実的な可能性」を想定して売買の判断を下しています。

そして、そこでしっかりと「理に叶った判断」を下せるように、

「自分なりの基準やルール」

を定め、それに従う形で実際の売買を行っているんです。

対して、負け続けている投資家、トレーダーほど、
そのような基準やルールなどが「曖昧」であり、
全く「理に叶わない売買」を行っている傾向にあります。



そこでアテにしている根拠の無い期待や幻想であり、
当然、そのようなものをアテにして勝てるはずがありません。

ただ、多くの投資家、トレーダーが「いざ」という時、
そのような全く現実的ではないものをアテにしてしまうのは、
人間心理の傾向として「そうならざるを得ないもの」でもあり、

「損得勘定の心理」

が働いてしまう時、人間の「判断」や「行動」は、
常に「損失を避ける方向に傾いてしまう」と言われています。



これを『プロスペクト理論(損失回避の法則)』と言うのですが、
人間の心理には、この作用が無意識下に働いてしまうため、
そこに明確な「基準」や「ルール」を定めていない状況では、

「相場がこうなれば、自分は損失を避けられる。」

というような楽観的な判断を下してしまう傾向にあるんです。

だからこそ相場の世界では感情に任せた状況判断は危険であり、
決して期待や幻想を判断の指標(アテ)にするべきではなく、

「理に叶った基準やルール」

を定めた上で、常にそれらに従っていく必要があります。

そして、常にそれだけを「指標(アテ)」にした上で、
自分なりの理に叶った売買を行っていく必要があるという事です。

それこそ、

・大きな利益を上げられるチャンスの時
・大きな損失を生んでしまう可能性があるピンチの時


などは、そこ勝ち負けにおける重要な「分岐点」となるはずですから、
そういう時ほど、この事をしっかりと意識する事をお勧めします。


 このブログや私のメールマガジンでは、
 まさに、ここで言及したような視点を重視した上で、

 「理に叶ったテクニカル分析に基づくトレードルール」

 を徹底的に追求しているという事です。

以上、ここでは負けている投資家、トレーダーと、
勝ち続けている投資家、トレーダーの決定的な違いとして、
それぞれの敗因、勝因を言及させて頂きました。

他のブログ講座等も併せて是非、参考にしてください。

小野

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